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日本コカ・コーラ株式会社『「CHILL OUT」』

  • 2025年5月10日
  • 読了時間: 5分

ドリンクの域を超えたチル体験を提供

日本発のリラクゼーションドリンク

リニューアルしたデザインの裏面には、ティポップ、ファッション、音楽・アニメ、ゲーム

それぞれに明るいアーティストを起用


「人と地球からストレスをなくす 」―こんなミッションを掲げて、日本発のリラクゼーションドリンクとして登場したのが「CHILL OUT(チルアウト)」 だ。活力や集中力を高めるエナジードリンクが溢れる中で、「リラックス」や「ストレス解放」を謳った同商品は、20~30代を中心に多くの消費者の 関心を集めてきた。コロナ禍以降一変したライフスタイルや価値観に合わせ、ストレスと上手に付き合う新しい選択肢として選ばれ続けている。



KEY POINT

  1. 数々の体験型イベントを開催し、 商品の特徴や世界観を消費者に届けている

  1. 商品コンセプトをもとにした新概念を作り、 商品の持つ世界観を広げる

  1. SNSを活用し、消費者から見た商品の魅力について 情報発信してもらう



リラクゼーションドリンクのパイオニア


 フルーティな味わいと微炭酸で、すっきりした心地よさが味わえる 「CHILL OUT」は、コカ・コーラシステムが販売する。発売当初は主に 「リラクゼーション」に焦点をあててきたが、2024年4月からはブランドメッセージ「ストレスのない世界って、サイコーだ。」を掲げ、日々のストレスシーンにも注目。ブランドメッセージを広げた意図について、CHILL OUTブランドマネジャーの渡邉憲さんによると、「ストレスを抱える現代社会の人々にとって、『リラックス』という状態に辿り着くには、まず『ストレス』から解消・解放されることが重要だと考えております。そのため、ご褒美感のある『リラックス』するためのドリンクだけ でなく、より日常的にストレスを感じた瞬間に思い出していただける 存在になりたいと考えました」とのこと。 


そもそも同商品が2016年に誕生した当時、国内では「リラクゼー ションドリンク」として明確に打ち出された商品はほとんど見られず、 代わりに活力を引き出すエナジードリンクが多く流通していた。「そんな 中でエナジー以上に必要なのは、『リラクゼーション』なのではないか という着想があり、『CHILL OUT』が誕生しました。この頃アメリカでは、既に1,000億円規模の市場が成立しており、日本におけるリラクゼーションドリンクのパイオニアとして市場を牽引する存在を目指しました」と渡邉さんは語る。

こうして販売を開始した「CHILL OUT」は、コロナ禍の2020年から2022年にかけて売上額が約10倍にまで急増。世界中を巻き込ん だ未曾有の事態を受けて、同商品で「リラクゼーション」や「チルする」 体験を得たいと願う人が多かったのではと渡邉さんは分析する。


2024年4月には、清涼感と開放感を 感じさせる爽やかなデザインにリニューアル



脳科学の観点から「チル休み」という 新概念を生み出す


 リラクゼーション効果を促すための成分やテイストにもこだわりを見せる。ストレス緩和や精神安定をサポートする「GABA」や緑茶などに含まれるアミノ酸の一種「L-テアニン」などのリラクゼーションサポート成分を含み、カフェインはゼロ。保存料・着色料も使用して いないため、添加物が気になる人でも飲みやすい。


 「リラクゼーションをサポートする、オリジナルフレーバーもAI技術で開発しています」と渡邉さん。就寝前や職場でストレスを感じた時、リフレッシュしたい時など時間や場所を気にせず、好きなタイミングで楽しむことができる。缶1本で手軽に「リラックス」「ストレス解放」が感じられる点が魅力的だが、さらに興味深いのは、同社が「CHILL OUT」を通じて「チル休み」という新概念を打ち出している点だ。「チル休み」とは、「頭の切り替えの時間」を積極的に持つことを指す。脳科学者・澤口俊之氏の監修のもと 、体を動かしたり、人と会話したり、芸術鑑賞などをすることでストレスを減らし、自分らしさを取り戻すきっかけを持つことを推奨している。ここには当然「CHILL OUT」の飲用も含まれているが、プロモーションの要素以上に、1ドリ ンクの域を超えた「チル体験」の提案が、同商品の存在感をより強める結果となっている。

 同社ではこうした動きを浸透させるべく、SNSの活用にも力を入れる。公式Instagramではアンバサダーを募集。「チルする?」というテーマで捉えたひと時の写真やショート動画の投稿を促し、消費者 が過ごす「チル休み」を紹介していく。「CHILL OUT」の特徴やコンセプトが日常シーンと強く結びつくことで、商品への理解がより深まる仕組みを生み出しているようだ

 

脳科学者推奨「チル休み」を提唱


 Instagramのフォロワーは11.4万人(2026年2月現在)。

SNSを利用して、顧客との距離を縮めている。


銭湯コラボ、町中イベントでも身近な 「チル体験」を提供

 2023年10月、同社ではより深い「チル体験」を目指して、6日間限定のイベント「寝落チルハウス-CHILL&SLEEP-」を開催した。湯・ 食・住でリラックスを楽しもうという同イベントは、高円寺の老舗銭湯「小杉湯」に協力を仰ぎ、銭湯につかった後に隣のシェアスペースで寝落ちできる空間を併設したものだ。

 「『寝落ちする前のリラックス文化を作っていきたい』という思いを実現したイベントです。もともと『CHILL OUT』は、サウナや銭湯施設と協働して、入浴後のチル体験を届けてきました」と渡邉さん。同社が「CHILL OUT」のブランドを 前会社から譲り受けたタイミングでもあり、同商品が培ってきた銭湯とのつながりを大切にしたいという想いを込めたという。

 イベントへの反響は大きく、6日間で約5,000人が参加した。当日の参加者からは、「最高空間、常設してほしい」「本当に寝てしまった」などの声も届いており、思う存分リラックスできた様子が伝わってくる。


小杉湯で開催した「チルアウトの湯」



 2024年4月には、秋葉原でストレス解放イベント「レッツ!チルダイブ!」も実施。多くの参加者がダイブして壁を突き破るという、ユニークな経験も提供した。「引き続き、日本発のリラクゼーション ドリンクのパイオニアとして、ストレスシーンを含めた様々な瞬間にお手に取っていただき、少しでもリラクゼーションに近づくための手助けができればと考えております」(渡邉さん)

 今後も同社の提供する「チル体験」からは目が離せなそうだ。


「レッツ!チルダイブ」イベントの1エリア

 

<お話を伺った方>

日本コカ・コーラ株式会社 

マーケティング本部

ニュートリションカテゴリー事業本部

「CHILL OUT」ディレクター

渡邉憲さん

公式サイトはこちら




 
 
 

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