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株式会社オアシスティーラウンジ『台湾カフェ「春水堂(チュンスイタン)」』

女性客の目的来店を促す“台湾旅気分”設計。『春水堂』が仕掛ける非日常体験

現場スタッフの発案から生まれた人気メニューの『台湾アフタヌーンティー』。

点心・スイーツ・台湾茶を一度に楽しめる充実構成で、目的来店を生むきっかけに。


タピオカミルクティー発祥の店として知られ、台湾全土に60店舗以上を展開する人気カフェ『春水堂』。日本国内では、2013年に東京・代官山に1号店を出店して以来、台湾茶をベースにしたアレンジメニューを提供し続けている。なかでも、3年前から始めた『台湾アフタヌーンティー』は、多くの女性たちに支持され、初月から目標売上額の3倍を達成した。なぜ女性たちは『春水堂』に足を運ぶのか?その理由と、利用者を惹きつけるメニューや店舗作りについて、株式会社オアシスティーラウンジの広報担当者に話を伺った。



KEY POINT

1.お茶専門店として徹底した品質管理を行うことで、利用者に安心感と特別感を感じてもらう

2.生け花や壁飾りなど台湾店の特徴を踏まえた内装に仕上げることで、非日常的な空間を演出する

3.SNSの投稿数を増やし、メディアからの注目度を上げる



現場スタッフ考案のレシピとリーズナブルさで勝負


 台湾発のお茶専門カフェ『春水堂』は、 「お茶の文化継承と味への追求」をミッションに掲げ、1983年に台湾で設立された。2013年の東京・代官山での出店を皮切りに、埼玉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の計14店舗を運営する(2025年10月時点)。店内ではドリンクとフードを提供しており、特にドリンクはタピオカ鉄観音ミルクティー、ジャスミンラテなど、お茶専門店ならではのアレンジティーを得意とする。


2025年11月現在は季節限定で「焼き芋アフタヌーンティー」も提供。

季節ごとに変化するテーマでリピーターを獲得。


 そんな中、3年前から女性客の間で人気を博しているのが『台湾アフタヌーンティー』(2025年の提供期間は5〜9月)だ。当初は渋谷マークシティ店のみの限定メニューだったが、サービス開始と同時に評判になり、複数の店舗で提供するようになった。


 人気の理由について広報のももえ氏は、「メニューの内容とリーズナブルな価格が挙げられます。通常、メニューは商品開発担当が考案するのですが、『台湾アフタヌーンティー』に関しては現場のスタッフがレシピを練りました。店舗での接客を通じて、お客様の好みのメニューを熟知しているので、喜ばれる内容を盛り込めたのでは」と分析する。自身も台湾アフタヌーンティーの考案に携わっており、メニューへの思い入れは人一倍強い。


 もう1つの理由として、他店のアフタヌーンティーに比べてリーズナブルさが際立つ点も指摘する。「当店のドリンクは1杯700~800円のものが多いので、9種類の台湾フード(点心・スイーツ)+グラスパフェ+2種類のドリンク込みで税込3,850円という価格は、お客様にとって魅力的なのだと思います」(ももえ氏)


 現在春水堂では、このようなアフタヌーンティーを季節ごとに企画しているが、中でも『台湾アフタヌーンティー』の評判は高く、本来6月までの提供期間だったものを9月まで延長して販売し続けた。



食と店舗を通じて「非日常感」を演出


 『アフタヌーンティー』がここまで支持されるのには、さらに別の理由が考えられるという。それは食や店舗作りを通じて、台湾にいるかのような「非日常感」を体験できることだ。

 例えば店舗の内装は、台湾本店を意識した造りになっている。壁にはオーナー自らが撮影した写真作品や絵画が飾られており、スタッフが毎日活ける生け花も置かれ、本国の『春水堂』が大切にしてきた世界観を作り出している。「お客様からは、春水堂に一歩入ると全く別の空間に来た感じがすると言われます。台湾に旅行に来たみたいだという声も聞きますね」(ももえ氏)

 

藤沢湘南台店の店内。

台湾本店のエッセンスを随所に取り入れた空間演出で“非日常”を感じられる工夫がされている。 



 そしてなによりも台湾を身近に感じさせるのは、やはりその味わいだ。お茶専門店としてのクオリティを維持するために、同社では『お茶マイスター認定制度』を導入。茶葉についての専門知識を身に付け、厳しいトレーニングを経て合格した者のみが、ドリンク作りに携われる。また、毎朝開店前には2〜3時間かけて、その日の気候に合わせた茶葉の仕込みを行う。開店前に試飲をすることで、お茶の品質も徹底管理しているのだ。

 

 食と店舗作りの両面から、台湾のお茶文化の浸透を目指す『春水堂』の取り組みは、利用客へも深く伝わっている。「コロナ前はタピオカブームもあり、タピオカ入りのドリンクを頼む方が7割だったのです。しかし最近はその割合が4割まで下がり、代わりにタピオカ無しのドリンクを頼む方が6割まで上がってきました」と、ももえ氏。春水堂の専門である台湾茶などを楽しむ層がどんどん増えているようだ。


本格的な点心と台湾茶がついた『台湾飲茶コース』も人気。食を通じて台湾文化を伝えるラインナップ。


注目度を上げるためSNSやプレスリリースを駆使


 こうした同店の利用客で特徴的なのは、事前予約をして訪れる“目的来店型”の女性客が非常に多いことだ。春水堂の店舗は、駅ビルや駅から近距離の場所に店舗を構えているケースがほとんどで、通りすがりに来店する人が多い中、春水堂を目がけて足を運ぶ女性も多い。面白いのは、4年前のコロナ禍で始まった『台湾モーニング』メニュー(現在8店舗で提供中)でも同じ傾向が見られることだ。「店舗の立地上、モーニングメニューはコワーキングスペースとして来店される方が多いのかと予想していたのですが、実は朝の時間も春水堂に狙いを定めて来てくださるお客様が多くなっています」(ももえ氏)


フード2つとドリンクが付いたモーニングメニュー『台湾満喫set』。 朝の時間帯でも“台湾を感じるひととき”を提供。

 

 午前も午後も集客に成功しているかに見える春水堂だが、その背景にはSNSやプレスリリースを活用して集客につなげている努力がある。公式InstagramやXでは、中秋節に飲みたいお茶や『焼き芋アフタヌーンティー』など、季節に合わせた商品紹介を積極的に配信している。各店舗の生け花の写真も豊富に投稿されているので、それぞれの店舗の雰囲気を知るのにも役立つ。「ニーズに刺さるコンテンツの投稿数を増やし、インプレッション数を上げることで、メディア側に注目してもらう機会も狙っています」と、ももえ氏が語るように実際テレビの情報番組やニュースサイトなどで取り上げられることも増えている。

 

2024年冬に販売し、反響が大きかった『生チョコアフタヌーンティー』。

2025年の冬の復活にも期待したい。

 

  ももえ氏自身が作成したプレスリリースの手応えも感じている。「一現場スタッフとしてお客様から感じたニーズや、レシピに込めた想いなどを盛り込んで丹精込めて作成しました。その結果が来客数に出ているのではと思っています」

今後はカフェインレスのドリンクの提供や、あらゆる世代の人が利用しやすい店舗になることを目指していきたいと語る。「台湾の春水堂はファミリー層も多く利用しており、世代を超えてすべての人に親しまれていると感じます。その光景を日本でも見られたら嬉しいですね」(ももえ氏)


<お話を伺った方>

株式会社オアシスティーラウンジ

広報 ももえ 氏

公式サイトはこちら




 
 
 

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